以前、このブログでも書いた、TOKEN のボトムブラケット NINJA BB。
私が購入したときは、まだ出始めたばかりだったので、取扱の情報も少なかったのですが、現在は国内代理店を介して国内の販売店でも購入できるようになっているみたいです。
NINJA BBをしばらく使用していて、大きな問題はなかったのですが、思うより回転が渋い気がしていました。
クランクを取り出して、ベアリング周りをグリスアップしてみても、感じは変わらず。
圧入されているカートリッジベアリングの回転もスムーズで問題さなそう。
…ですが、問題と思われる物がありました。
このベアリングのカバーです。
どうも、このカバーを取り付けてクランクを入れると、回転が渋くなってしまうように推測できす。
防水防塵性を重視したのでしょうが、このカバーの影響で、ベアリングの回転性能が活かさせていないように思われます。
自分のNINJA BBは初期の物ですが、最近の物はどうなんでしょうか。
と、まぁそんな事があっためNINJA BBは外して、ここしばらく他のボトルブラケットを使っていました。
そのNINJA BBを今回、弄ってみました。
その内容とは、
ベアリングを日本のベアリングメーカーの物に交換。
そしてカバーを取り付けました。
ベアリングはNTN製の6805型のスチールベアリング。
このベアリングはLLBというタイプで、ベアリング球とシールが非接触となっており、かなり回転性能が高いです。
ただし、このカートリッジベアリングは内径が25mmとなっており、このままではシマノクランクの24mmアクスルが合いません。
そこで、このようなベアリングカバーが必要となります。
これをベアリングに取り付ける事によりシマノクランクが取り付けるられます。
このベアリングカバーは、アリエクスプレスで購入しました。
ほんと何でもあります、アリエクは。
改造するには、まずは元々圧入されているトーケンのベアリングを外します。
取り出すには圧入出用の工具があると簡単に取り外せます。
こういった工具をいくつか持っているのでうまく組み合わせると、ボトムブラケットだけでなく、カートリッジベアリングの圧入出が出来たりします。
プレスフィットBBボトムブラケット リムーバー&インストレーション bb86 bb90 BB30 BB386 PF30BB
元のカートリッジベアリングをはずしたら、新しいNTN製のベアリングを圧入します。
外径は同じなので、問題なく圧入完了。
そして、ベアリングカバーを取り付ける。
ちょっと手間取りましたが、取り付け完了。
BBシェルの内径とスペーサーカバーの外径はぴったり。
もちろん接触はしていないので、回転を妨げません。
ただ、防水防塵シール性はなく微妙な隙間があるので、自転車に組み付けた場合には、メンテナンスの頻度は増やした方が良さそうです。
まぁ、とりあえずなかなか上手く交換が出来ました。
改造というか、ベアリングの交換といった内容ですが、参考にする方は自己責任でお願いしますね〜。