もう10月も半ばを過ぎました。
暑い日が続いてましたが、秋の風を感じるこの頃です。
自転車競技好きの間では、シクロクロスのシーズンイン!という雰囲気を感じるこの頃でもあります。
しかし、シクロクロスはロードと比べ、何となく取っ付きに難いのもまた事実。
私も練習場所を探すのに多少なりと苦労しております。
しかし、やってみると本当に楽しいのです。
レースは勝負であるので正直キツイ部分もありますが、いつものサイクリングでロードでは行けないその先の道に突っ込める自由さが本当に楽しい。
シクロクロスを乗った事のない人へ、ちょっと動画を紹介します。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
マウンテンバイク乗りには有名な自転車メーカー「サンタクルーズ」の伝説的動画。
見ました?
めっちゃ楽しそうでしょ!
自転車漕いで担いで、本当に何処へでも行けるというこの自由さ!
1人じゃなくて2人ってのが、また良いですよね!
自分はこの動画を見て、シクロクロスを始めたような物です。
自分でも出来そうだなぁ、と思わせてくれる素晴らしい動画だと思いませんか!
しかし動画中では何気なく走っていますが、雪の中をあの自転車で走るのって実は結構難しいです。
シクロクロス のタイヤは大抵幅が33mmと、MTBと比べるとかなり細く雪の上だと滑るしトラクションもかけづらい。
慣れないと転びます。
そう。落車は普通の事です。
ただし転んでもスピードがそんなに出てないし、下がアスファルトではない事が多いので大抵大怪我はしません。
打撲になってしばらく痛い事はありますけどね…。
シクロクロスのレースでは転ぶのか当たり前な事もあるので落車でギャーギャーいう人もいませんし、ロードレースでありがちな集団でのピリピリ感もあまりありません。
ただ、未舗装路を早く走るのは慣れないとなかなか難しく、細かいスラロームでもテクニックが必要となってきます。
また自転車を降りて担いで走ってまた乗ってと、ロードでは無いシュチュエーションもありますし、こんなところ自転車で走れるの!?と驚く箇所もあったりします。
何にせよロードでは味わえない面白さはありますね。
最近はグラベルロードなんてのも各メーカーから競うように発売されていて、MTBではない未舗装路も走れるスポーツバイクが増えてきており、なかなか面白い状況だと思います。
日本ってかなり舗装された道路が多いので、ノーマルのロードバイクでもいろな所に行けますが、林道などで荒れていたり所々未舗装路があったりするので、グラベルやシクロクロスがあると走れる道が増えます。
都市部だと河川敷なんかに未舗装地帯が多かったりします。
最初は練習できる場所が分からないので、多少苦労するかましれませんが、それを探すのもまた楽しみの一つです。