シマノの新型コンポーネントの発表に伴い、デュラエースR9200とアルテグラR8100グレードとして、ホイールも新たに発表されました。
発表されたホイールはアルテグラグレードも含め全てフルカーボンホイールになります。
見た目は、昨今の他メーカーでも見られるようなあまり主張しないルックスとなっています。
リムの幅はワイド化しており、全てのモデルで外幅は28mmとなり、チューブレスモデルに関しては、内幅21mmとなっており、取付タイヤ幅は25mm以上になりました。
デュラエース グレードでは、
ディスクブレーキチューブラー
ディスクブレーキチューブレス
リムブレーキチューブラー
の3タイプ。
アルテグラ グレードでは、
ディスクブレーキチューブレスのみ
の展開となっています。
そして、それぞれのタイプ全てに
36mm、50mm、60mm
のリムハイトが設定されており、型式に C〇〇 とリムハイトが入り分かりやすいホイール展開になっています。
気になる重量ですが、シマノのページでは比較しにくかったので表にまとめてみたした。
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型式 |
フロント重量(g) |
リア重量(g) |
合計重量(g) |
DURA-ACE |
|
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チューブラー (ディスク) |
WH-R9270-C60-HR-TU |
667 |
770 |
1437 |
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WH-R9270-C50-TU |
610 |
723 |
1333 |
|
WH-R9270-C36-TU |
522 |
632 |
1154 |
チューブレス (ディスク) |
WH-R9270-C60-HR-TL ※2 |
738 |
858 |
1596 |
|
WH-R9270-C50-TL |
674 |
787 |
1461 |
|
WH-R9270-C36-TL |
620 |
730 |
1350 |
チューブラー (リム) |
WH-R9200-C60-HR-TU |
653 |
796 |
1449 |
|
WH-R9200-C50-TU |
586 |
773 |
1359 |
|
WH-R9200-C36-TU ※1 |
502 |
684 |
1186 |
ULTEGRA |
|
|
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チューブレス (ディスク) |
WH-R8170-C60-TL ※2 |
751 |
911 |
1662 |
|
WH-R8170-C50-TL |
698 |
872 |
1570 |
|
WH-R8170-C36-TL |
657 |
831 |
1488 |
※1 WH-R9200-C36-TUの重量はシマノ公式サイトでは602g。しかし他のホイールと比較すると整合性が取れないので502gとした。
※2 やはりシマノ公式サイトでは、WH-R9270-C60-HR-TLが751g、WH-R8170-C60-TLが738gとアルテグラホイールの方が軽いという逆転現象となっている。整合性を考え値を逆にしている。
チューブラーモデルは流石に軽いですね。
プロのレースではまだチューブラーが使われている現実があるので、シマノはラインナップとしてしっかり残してきました。
トレンドのチューブレスモデルは超軽量とは言えませんが、フルカーボンとなり十分な軽量性があります。
シマノのホイールは堅牢なので、トレーニングからレースまで問題なく使用できるでしょう。
アルテグラグレードのホイールもフルカーボンとなっており、軽量性も悪くありません。
ロングライドメインなら、距離を乗り酷使するホイールとして選択肢の一つに挙げられるホイールです。
デュラエース グレードの60mmハイトモデルにだけ、HR という型式が入っています。
このHRとは高剛性であることを意味し、モデルより横剛性を20%強化している物で、スプリンターやパワーの有るライダー向けとのことです。
自分にはちょっと縁は無さそうかなぁ。
価格に関しては、これまた分かり易く、デュラエースグレードのフロントは全てのモデルが107,690円 。
リアも全て125,840円。
前後合計は233,530円。
アルテグラグレードのフロントは72,600円。リアが84,700円。
前後合計で157,300円。
以前はリムハイトが違うと微妙に値段が異なっていましたが、それが無くなり、タイプ、リムハイトに関わらず価格は同じになりました。
価格としてもフルカーボンのレース用ホイールとして考えれば、比較的手に入れやすい価格帯となっています。
一昔前は前後ホイールセットが30万40万か当たり前でしたからね。
これらのホイールも既にワイズロードオンラインで予約受付を開始しております。
気になったら是非チェックしてみてください。