ここのところ未舗装路、いわゆるグラベルを走る機会に恵まれ、シクロクロス車で走りに行っています。
先日、グラベルを堪能した後、舗装路を35kmほど自走で帰宅し、汚れた自転車を掃除していたところ、後輪のタイヤに茶色の物体が付着していました。
小石?小枝?が分からなかったのですが、それを掃除用スポンジで払ったところ
プシュー!
とエアーが抜け始めまる。
何かがタイヤに刺さったまま走っていたみたいです。
砂利道やガレた岩場、前日の雨でぬかるんだ泥道、落ち葉や草木だらけの未舗装路と舗装路などのバリエーション豊かなグラベルを走ったので、まぁパンクの1つや2つは仕方のない。
というか、何かがタイヤに刺さっていてもエアー漏れせず、其れにも気が付かず総距離133kmを帰宅できたのは、本当に助かったし凄いなぁ。
チューブレスタイヤのありがたみを実感しました。
自分のシクロクロスはチューブレスタイヤを履いており、シーラントも入れてあります。
これがチューブド仕様でしたら、途中でパンクしていたかも知れません。
まぁ、パンクするしないは運要素なので、チューブレスだからしない訳ではありませんが。
そんな訳でエアーが抜けててしまいましたが、放ってバイクの掃除。
掃除が終わり確認したら元々3.5barほど空気圧が、1barほどまで低下しました。
指で押すとかなり凹みます。
パンク箇所は目視では穴の確認が難しいくらいの小さな穴。
パンクした穴は目視ではほぼ確認ませんが、シーラントが漏れています。
パンク修理しなきゃなぁ、と思っていたのたけど、穴は小さいし内部のシーラントは残っているはずなので、とりあえずそのまま空気を3.6barほどまで入れ、ホイールを空転させ、シーラントが来る様をパンク箇所を下にして放置。
次の日におおそよ20時間ほど経過してからタイヤをチェックしてみたら空気圧は保っており、その値は3.5barほど。
抜けていないと言っても良い数値です。
素晴らしい。
修理の手間がなくなりました。
これもチューブレスの恩恵の一つ。
因みに使っているシーラントは、STAN’Sの一般的な物。
今回履いていたのはHUTCHINSONのシクロクロス用タイヤでしたが、しっかりとシーラントが仕事をしてれた様です。
以前、ロードでもHUTCHINSONのチューブレスタイヤにSTAN’Sのシーラントを入れていましたが、この時も特にトラブルはありませんでした。
シーラントとタイヤには相性があると感じます。
先日ロード用に使ってみたチェコのメーカーのチューブレスタイヤとこのシーラントの相性は悪いみたいで、目視で確認出来ない小さな穴を塞ぐ事どころか、パンクしていないタイヤの空気圧保持にもほとんど役に立ちませんでした。
ホントこればかりは、実際に使ってみて試すしかありませんね…。
色々な機材を試すのも自転車の楽しみの一つですからね。
お金はかかりますが仕方のない事でもあります。