通勤や街乗りで使う自転車を持っており、その自転車はティアグラ組のフラットバーロードです。
整備性やギア比を考えたらフロント変速は無くても良いとような気がしたので、フロントディレイラーを付けず、クランクは適当な40Tのチェーンリングを1枚で乗っていました。
しかし、しばらくすると度々チェーン落ちが発生するようになってしまいました。
通勤の急いでいる時にチェーン落ちが発生すると、なかなか厳しい物があります。
そこで、バッシュガードやチェーンキャッチャーを取付ることも検討したのですが、前々から気になっていたナローワイドを付けて見ることにしました。
マウンテンバイクやシクロクロスのフロントシングルではもう既に一般的になっているナローワイドのチェーンリング。
ウルフトゥースやスラムのナローワイドチェーンリングがメジャーですが、それなりの値段がするのと、適合するクランクも限られていて、BCD110 の5アームのクランクに取り付けられる物がなかなか見つけられませんでした。
そこで、アリエクスプレスで探してみさたら…
ありました。
さすが、世界の工場です。
歯数も40T前後も揃っていて、40Tより少し歯数を増やしたかったので42Tを購入。
2週間ほどで到着しました。
さすがのナローワイド。歯がゴツいです。
届いたら早速付けてみました。
こんな感じです。
4600ティアグラ BCD110のクランクに問題なく取り付けられました。
知らないメーカーのロゴ入っていますが、そんなに違和感は感じないので、まぁ良いですしょう。
さて、チェーンと落ちはどうでしょうか。
取り付け調整してから、3ヵ月ほど通勤で使用していますが、チェーンは一度も落ちていません。
さすがナローワイド。
段差や荒れ気味の道で、チェーンが暴れても落ちる気配もないです。
通勤の急いでいる時でもチェーン落ちの心配がなくなり、変に気を使う事なくなったのは、かなり気が楽です。
こりゃ、マウンテンバイクやシクロクロスで使われるのも納得です。
未舗装路でもチェーン落ちの心配がないのは、競技中ではかなりアドバンテージになりますね。
と、言うわけで普段乗りの自転車ですが、フロントシングルのナローワイド導入は成功しました。
フロントギアよチェーン落ちにお悩みの方は、ナローワイドのチェーンリングをオススメします。
ただ、フロントシングル化やリア変則のワイドレシオ化など、色々と考え無ければならない事もありますのでご注意ください。
色々考えて部品を集め具現化する。
これも自転車いじりの醍醐味の一つです。