先日、朝の通勤中にロードバイクに乗っていたら、ブチッ!と激しく音を立てて
リアディレイラーのシフトワイヤーが切れてしまいした。
交差点で信号で止まるため、シフトダウンした瞬間でした。
最初何が起きたか分からず、ブレーキワイヤーが切れたのかと思いましたが、確認したら右レバーのシフトワイヤーが根本から切れた様子。
どうなるのかと言うとリアディレイラーがトップ固定になります。
そうです。一番重い状態で固定。
そういえば、数日前から変速が重いような気がしていました。
原因はワイヤーの寿命だったようです。
交換してから約1年4カ月、距離にして2800kmほどでダメになりました。
使用していたワイヤーはAmazonで購入したRuler というメーカーのこれ。
Ruler(ルーラー) テフロンコート インナーケーブル シフト用 ブラック LY-SSTPT20
台湾製のワイヤーです。
若干の寿命が早い気もしますが、使用頻度の高いリア変速用であり雨の日も使用していた事を考えれば、それなりに持った方かもしれません。
変速性能は良かったように思います。
さて、ここからはリアディレイラーのワイヤーが切れ、変速ができなくなったその後の話。
ワイヤー切れた状態なので会社までリアのギアはトップ12T固定。
フロントの52/39を切り替えながら走ることに。
寄りによってノーマルクランクなのです。
39-12でもギヤ比3.25なのでちょっとした登りでもダンシングは必須。
会社までは割と登りがちな道のりなので、ダンシングばかりしていたら足の裏が痛くなってきました。
ペダルはトゥークリップの付いた三ヶ島のペダルなのですが、シューズはNIKEのスニーカー。
シューズはいわゆるサイクリングシューズのようにソールは硬くありません。
普段履くランニングシューズのためソールは柔らかく、踏み続けたら足が変に疲れてしまいました。
この痛みと疲れは、硬さのあるカーボンソールのサイクリングシューズでは感じた事の無い感覚で、専用シューズと普通のスニーカーの違いを改めて実感しました。
しかもインナートップだとチェーンがアウターリングに当たるので、カラカラと音がしてかなり恥ずかしい。
かと言って、アウタートップでは重くて、脚を回すどころか、踏むのもままならない。
なかなか大変な状態でしたが、遅れる事もなく何とか会社までは、たどり着けました。
始業時間まで、時間があったため切れたワイヤーを取り外そうと思い、STIレバーを操作してみましたが様子が変。
ブラケットカバーをめくり確認してみると、どうやらSTIの中で切れたワイヤーが詰まってしまい、レバーがちゃんと動作してくれませんでした。
コンポネートは5700番代の10速105です。
5700番の10速105のSTIレバーのメンテナンスは久々だったので困りましたが、どうやらレバー内側のねじ止めされている樹脂カバーを外せば詰まってしまったワイヤーが取り出せそうでした。
ちょっと焦りましたが、このカバーを外してみたところ無事に切れたワイヤーが取り外せました。
そして午前の仕事の後、昼休みに近くの自転車あさひに行きシフトワイヤーを購入。
ワイヤーを手早く貼り軽く調整して無事事なきを得ました。
自転車に乗っていると、こんなトラブルが時々あります。
自身で整備できると、出先でのトラブルの対応力がつくので、自分の扱う自転車はある程度、自身でメンテナンス出来る様になる事を非常オススメします。