金色への道

湘南のロード乗りの徒然

久々にクリンチャータイヤを履いてみたら管理が楽過ぎて困る。

メインのロードバイクにしばらくチューブレスタイヤを履かしていましたが、久々にクリンチャーに切り替えました。

新しいタイヤは今や定番のコンチネンタルGP5000 CL。

以前にもこのタイヤを使った事はありなんら問題もなく、乗り心地、グリップ、転がりと言ったロード用タイヤに必要な性能が高くバランスも良い素晴らしいタイヤでした。

ただ、ここ2年ほどは乗り心地の良さを求めチューブレスタイヤに手を出していたので、このタイヤはご無沙汰。

 

今回は 【ProBikeKit】 で購入。


届いたGP5000 CL 25Cの重量を計測。

 

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輪ゴム込みで218g!

もう一本は217g!

カタログ重量が220gなので、非常に優秀な値です。

以前のモデル GP4000S2の時は重量に多少のバラつきがありカタログ重量よりも重い物があった記憶がありますが、GP5000になってからは品質管理のレベルも向上しているように感じます。

 

今回チューブにはスタンダードなブチルチューブを選びました。

 

ミシュランのAir Comp ウルトラライトチューブです。

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重量は輪ゴムとバルブキャップ込みで80g。

 

超軽量とは言えませんかブチルチューブとして重い方ではありません。


タイヤとチューブ合わせて片輪300gほどなので、重くもなく軽くもなく無難なところ。

 

軽量性に拘ると安全性や安定性が損なわれる事もあるので、このくらいの重量が安全性安定性が担保されていてバランスの良い状態かもしれません。

 

早速ホイールに嵌めてみましたが、その交換作業、ほんと楽です。

当たり前ですが、チューブレスタイヤの様にビードが上がらないとか心配は一切ない。

タイヤのビードを片方入れて、チューブを入れて、もう一方のビードを入れて、チューブがビードに噛んでいない事を確認して、ポンプで空気を入れるだけ。

前後のホイールのタイヤを交換しても15分もかからない

チューブレスだと下手すると半日、更に空気漏れの確認とかもあるから、安定して使えるようになるまで数日かかる事もしばしば。

それに比べてクリンチャーは本当に楽です。

タイヤを嵌めるのもチューブレスタイヤで鍛えられたので素手で楽々。

シーラント注入作業も無いので、道具もタイヤレバーとポンプだけで、タイヤ交換が完了できる。

空気漏れも基本的には心配ないし、ブチルチューブなので、空気圧低下量も非常に少ない

ラテックスチューブの乗り心地の良さは知っていますが、リムブレーキの場合、カーボンリムとラテックスの組み合わせは一応禁忌となっているので使いません。

気にせずこの組み合わせをしている人もいるようですが、私は以前、超有名ヒルクライマーがヒルクライムの下山で盛大にバーストパンクをさせたのを目の当たりにしました。

なので、やっぱりアカンのだなと。

まぁ、時代はもうディスクブレーキなのであれですが。


インナーチューブのことはさて置き、チューブレスのセットアップで矢鱈に時間を取られてしまったのは何だったのかと今回思っていました。

 

確かにチューブレスタイヤの乗り心地は魅力的です。

 

しかし、ホイールとタイヤとシーラントの組み合わせによってはチューブレスレディなの上手く機能しない場合があり、それが非常に厄介であり、時間も体力も消耗することがあるのですよね…。

 

自分か下手なだけかもしれませんが。

 

 

 

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で、久々に履いたGP5000。

やっぱり良いタイヤです。

ブチルチューブですが乗り心地が悪いとは一切感じません。

転がるし、グリップも良く安定感があり、細かい切り返しも楽しい。

GP5000を過去に使ったときは1年ほど使って、パンクは覚えているのは一度だけ。

その使い古したヤツを街乗りでも使ってるけど、今のところパンクもなし。

なので耐久性も対パンク性も高いように思います。

ヒルクライムの大会に出る時は軽量チューブレスレディタイヤ+シーラントで軽量化を図るかもしれませんが、現状のトレーニング用としてはGP5000で一切不満無し。


クリンチャー→チューブラー→クリンチャー→チューブレス

と、これまで使ってきましたが、クリンチャーの良さを改めて実感しているこの頃です。

 

確かに最近はロードバイク用ホイールのチューブレス化への傾向が強く、フックレスリムの登場やチューブレスレディタイヤを各メーカーが発売してきており、雑誌などのメディアでもチューブレス関連の機材を取り上げる事が多いです。

しかし、日頃フルタイムで働き時間的な制約のある一般ユーザーが、日常的に使うには敷居が高いのも現実かなぁとも感じます。

 

ROVALがフラッグシップモデルがクリンチャーのみ対応でチューブレス非対応にしてるのも、発売された当初は不思議に思いましたが、それもある意味潔く納得できるものだとも改めて思いました。

 

クリンチャータイヤをメインに戻し、思った事をツラツラと書いてみました。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

https://www.wiggle.jp/continental-grand-prix-グランプリ-5000-ロード-25c-タイヤ-ペア-