ボトルケージのインプレ、4回目になります。
前回は
同じネタが続いて申し訳ないです。
ただ、これまでボトルケージについて検証したことがほぼなかったため、実験している側としては新しく気づくことがあり、なかなか面白いです。
もう暫しお付き合いください。
今回のボトルケージはこれ!
エリート VICO CARBON
私の持っているボトルケージでは最軽量です。
価格は税別で3,400円。
素材はインジェクテッド・カーボンとなっています。
シュッとしたデザインでカッコ良いですが、カーボンを用いた軽量モデルだけあってこれまで見てきた物より肉薄です。
カタログ重量は約23g(±10%)です。
実測は…
ピタリ23g。
エリートだけでなくフィジークも然りですが、最近のイタリアメーカーは製品管理がしっかりしている気がします。
内径は74.65mm ほど。
カーボンのためか柔軟性は低い。
今回もこれまでと同じように3本のボトルで試してみます。
左からエリート、キャメルバック、タックス。
ノギスで測ったボトルの直径は左から 72.8mm 75.2mm 73.2mm。
ボトルを入れるイメージは、これまでと同様にライド中、ドリンクを補給し、サッとボトルを戻すイメージです。
最初は同メーカーのエリートのボトル
出し入れについては、全く問題ありません。
しかし、若干ですがガタがあります。
よほどの事がない限りボトルが飛び出てくることはなさそうですが、グラベルライドや大きな段差などで衝撃があった場合、もしかしたら危ういかも。
次はキャメルバック
これは厳しい…。
ボトルケージがカーボン製のため、柔軟性がなく広がらないため、これ以上入りません。
完全にNGです。
次はタックス
ある程度入ります。
多少力を入れれば、奥までしっかりと入ります。
ホールド感は良い。エリートのボトルと時よりしっかりとホールドされており、これなら不安はありません。
しかし取り出しが厳しい。
力が要ることもありますが、引き抜く際にボトルケージが取り付けボトル辺りから捩れてしまい、肉薄のボトルケージが壊れてしまわないか非常に心配になります。
結論としてはやはり、同メーカーのエリートのボトル一択です。
しかし、ホールド感に一抹の不安を感じる場合はボトルケージの内側に滑り止めのような物を貼ってもいいかもしれません。
もしくはその軽量性を生かしてヒルクライム限定で使用するのも有りだと思います。
ヒルクライムであれば、大きな衝撃が加わることはそうそうありません。
このようにエリートの最軽量ボトル FLYとの組み合わせ なんて良さそうです。
また、エリートのカスタムレースのようにネジ取付穴が長く楕円になっているので、取付位置を調整する出来ます。
エリート VICO CARBON ボトル
使い道、使い方は選びそうですが、23gという軽量性で定価3,400円という価格。
コストパフォーマンスはかなり良いと思います。
気になる方は是非チェックしてみてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。