金色への道

湘南のロード乗りの徒然

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プロロゴの名作サドル ディメンションについて語ってみる。

もう既にスタンダードになりつつあるショートノーズサドル。

その中でもショートノーズサドルか流行り出した初期にプロロゴから発表され、ベストセラーと言っていいであろうサドルがディメンション。

 

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幅143mm、長さ245mmというサイズ感はサイズの一つの基準となりうる物であり、ショートノーズサドルの定番と言って良いでしょう。


私はここ3年ほど、このディメンションシリーズを使い続けていました。

サドルの座面は前後方向にフラットで、ショートノーズながら若干の前後の移動が可能。

またクッション材のパッドがサドルの後方から先端までしっかりと入っており、乗り心地が良く前乗りにも対応。


143mmの幅は坐骨が落ち着き、座り心地が良い。

特徴としては、V シェイプというVの字をした形状でありサドル前方に荷重をかけての、トルクをかけた力強いペダリングが行いやすい形です。

個人的には速いケイデンスで脚を回すより、低めのケイデンスでグイグイ踏むペダリングが好きな人には合うサドルかと思います。


このディメンションには幾つかのバリエーションがあり、私が長く使っているのは冒頭の写真の物でDimension CPC Nack というモデル。

 

これは、通常のディメンションにCPCという滑り止めシートが座面に貼られている物。

Nack というのは軽量なカーボンレール使用の事になります。

かれこれ、15000kmは走っているだろうと思われますが、ヘタリはほぼ無し。

滑り止めもしっかり効いており、振動の多いオフロードでもグリップしてくれるので現在はシクロクロス・グラベル用としてレギュラーのサドルです。

流石に擦れや傷などはありますが。

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重さは確か165gほどだったように思います。


ディメンションシリーズとして、最もスタンダードなのが、こちらのDimension Tirox

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レールがTiroxという軽量合金レール仕様の物です。

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プロロゴのサドルではお馴染みの軽量金属レールです。

 

重さの実測値は189gと座面のクッションがしっかり入っていて、さらに金属レールなのにこの軽量さ。

滑り止めがなく、座面は割とツルツルしています。


こちらも所有して3年ほど。
今は取り外していますが、また使用する様な気がして手放す気にはなりません。


もう一つ、通勤用のロードにも取り付けているディメンションがあります。

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これは、Dimension STNというモデルでレールに多少重量のある金属製で安価なモデルです。

座面はDimension Tiroxと同様なので、乗り心地も同じ。

 

通勤用なので、普通のチノパンやハーフパンツで乗る事がほとんどですが、サドル自体のパッド量がそれなりにあるため、お尻が痛くなる事もあまりありません。

重量は260gほどだったかと思います。

 


ディメンションには他にも、NDRというモデルがあり、これは通常の物よりパッド量を3mm増量したモデルがあります。

私はこのNDRの物も一時所有していました。

NDRモデルも基本的にはディメンションと元の形状は変わらないのですが、パッド量が増えたためか、左右方向に対してのラウンド感が若干強くなり丸みを帯びた形状になったように感じました。

乗り心地は通常モデルと大きくは変わらないのですが、表面のツルツル感とラウンド感が相まってお尻の位置が定まらず、私には合わなかったため既に手放してしまっています。

私が持っていたDimension NDRはレールがTiroxで、座面には滑り止めのCPCか無いバージョンでしたが、このNDRにもカーボンのNACKレールの物や、CPCが付いたバージョンもあり、同じサドルを基にしたサドルのしてはなかなかのバリエーションを誇っています。

使用した事はないですが、AGXというグラベル・シクロクロス向けのモデルや、NDRより更にパッド量を増やした、タイムトライアル用のモデルもある様で、ディメンションの形状が合うなら、どの様なライドフィールドにも対応できるバリエーションがあるのが、プロロゴのディメンションというサドル。

ここまで同じサドルでバリエーションが豊富な物は、他のメーカーでもセライタリアのSLRくらいしか思い浮かびません。

 

デメリット的な事を書けば、サドル幅が多少ありVシェイプという事もあり、高ケイデンスで回す場合には、サドルのサイドが邪魔になるかもしれません。

また、サドルの後方に座った場合、脚の付け根にサドルが当たる感覚が気になるかもしれません。

あとは基本的にフラット目なサドルが好きでない人には、イマイチと思うでしょう。

また滑り止めのCPCが無いノーマルのモデルは、座面がツルツルなので、履いているビブショーツやボトムスの表面がツルツルしていると、滑ってしまいお尻の位置が定まらなくなることがあります。

 

だた、自分としてはポジションを煮詰めなくても、ポン付けでもある程度乗れてしまうので、ある意味懐の深いサドルです。

もちろん徐々にポジションを探りつつ煮詰めて行くことに越したことはありませんが。

 

私がそうであったように、ショートノーズサドルが使いたいけど、スペシャライズドのパワーがしっくりこないという人には是非試してみて欲しいサドルです。