手持ちのボトルケージの使い心地を書くこのシリーズの3回目になります。
こちらは2回目
第3弾はまたもエリートになります。
カンニバル。
日本でELITE製品を取扱うカワシマサイクルサプライさんのページでは、このモデルは存在しなく、後継のカンニバルXCが現行品として載っています。
カンニバルの購入価格は値段は1,500円くらいだったかな。
旧モデルになってしまったカンニバル。カタログ値はどこかで見た記憶があり確か46gだったかと思います。(記憶違いでしたらすいません)
実測値は43g。
価格から考えれば軽量かと思います。
イタリアメーカーらしいデザインで曲線の使い方が美しいく、見た目は非常に良いですね。
このモデルは、スローピングフレームでも、両サイドからボトルが入れやすいような設計になっています。
さて、前回前々回と同じように3本のボトルで試してみます。
左からエリート、キャメルバック、タックス。
ボトルの直径は左から 72.8mm 75.2mm 73.2mm。
最初は同メーカーのエリートのボトル。
流石、同じメーカーです。
挿入も取り出しもスムーズに行えます。
ホールド感はどうでしょうか。
左右に支えがないため、横方向に多少動きます。
ですが、手前方向の支えは柔軟性があり通常使用でボトルがずれてしまう事はなさそう。
次はキャメルバックです。
ボトルを入れる際は割とスムーズ。
太さのため、ホールド感もあります。
しかし、その太さのせいかキチンと入らないことも。
こんな風にになってしまうと、横方向の支えが無いため、左右にグラグラしてしまいます。このままだと何かの拍子にボトルが飛んでしまいそう。
注意が必要です。
また、やはり取り出しは硬い。
手前方向には引けないので斜め横に取り出しますが、ちょっと力が要ります。
最後は、タックスのボトル。
ボトルの挿入は非常にスムーズで勢いよく入っていきます。
ですが取り出しが厳しい。
タックスのこのボトルは、くびれ部分が深いため、ここが引っかかるようです。
このくびれのため、しっかりはハマってグラグラすらことはありませんが、取り出しの際ボトルを斜めに引こうとすると引っかかって横方向にあまり動かない。
なので、力づくで取り出すようになりがち。
予想通りになってしまいますが、エリートのボトルが最もしっくりきます。
私はこのカンニバルは現在ダウンチューブのボトルケージとしては、使用しません。
何故なら、ボトルを入れる際に余裕か無く慌ててミスして
このような動線になった場合、ボトルが上手くボトルケージに入らず、最悪ボトルが落下します。
自分は、ヤビツ峠を登り切って、息も絶え絶えの状態でドリンク飲みボトルを戻そうとした際に上手く入らず、ボトルが転がっていってしまいました。
幸い近くにいたロード乗り方が止めてくれたので良かったですが、これがもしレース中だったらと思うと、冷や汗ものです。
(以前、袖ヶ浦フォレストレースウェイでのエンデューロで、前を走ってた方にやられた事があります。車間距離がロード2,3台分空いていたので、かわす事が出来ましたが。リアルマリオカートかよ!と思ってしまいました。)
こんな事があったため、エリート カンニバルは使うとしても、シートチューブ側で使用しています。
冒頭でも書きましたが、このエリート カンニバルは既に販売終了しており、後継モデルとしてカンニバルXCが発売されています。
曲線のイメージが無くなって、メカメカしいデザインになってますね。
これはこれで格好いい。
カンニバルの使いにくい点が改善されていれば良いなぁ と期待はしており、機会があれば試したいと思っております。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
第4弾も考えておりますので、良ければまたお読みください。