12月末ということで、さすがに寒い日が続きますね。
私が住む湘南では、まだ今季は雪は降っていません。しかし寒さが進むにつれ外での実走よりも、室内でのローラーが捗っています。
私が主に使うローラー台は、ここブログにも時折登場しておりますエリートのスマートローラー DIRETOです。
このDIRETOを購入し、11ヶ月程が経ったので、これまで使ってみての感想や気がついた点を書こうと思います。
DIRETOの基本スペック
最大再現勾配 14%
ANT+ FE-C、Bluetooth Smart 双方向通信
光学センサー式パワーメーター内蔵(誤差±2.5%)
130-135mmQR、135-142mmTA 対応
設置時の大きさ 840x 650 x 550 mm
電源 AC100-240V 50-60hz 6A
重さ 15kg
Zwift との接続
これまで、主にzwift で使用していました。
Zwift との接続は非常にスムーズです。
Bluetoothに対応しているPCであればZwift を立ち上げ、センサー検索画面ですぐに見つけられますと思います。
私はMac Book Air を持っていたので、6ヶ月ほどMac Book Air でZwift を行っていました。
その後iPad Pro に手に入れ、バイクの前に設置しやすかったので、iPad Pro でzwift を行なっていました。もちろん接続は問題なし。
負荷に関して
負荷に関しても、問題なく自動で動き、Zwiftをプレイするには打って付けです。
また、スペックの最大再現勾配の14%も今の自分には十分です。
そもそも、普段の実走でも14%を超える登坂ではダンシングを織り交ぜないと厳しいレベルなので、基本的にシッティングのローラーでは14%の負荷でも十分キツイです。
この負荷でしっかりとケイデンスをキープし、回せるようになれば、自分のレベルも相当上がっている気がします笑
計測パワーについて
DIRETOには歪みセンサーが搭載されパワーメーターが内蔵されております。
精度も±2.5%となっており、
こちらの動画でも、精度については、かなり評価されていました。
パワータップのペダル式パワーメーターと比較しています。
私が使った感触としては、手持ちのパワーメーターより若干は高く表示される 気がします。
私が持っているパワーメーターは
4iiii Precision
シマノ R9100-PM
の2つです。
ある時、シマノのパワーメーターを取り付けたバイクをDIRETO に設置して20分走を行ったときのそれぞれの平均パワーは、
シマノ R9100-PMでは 243W
エリート DIRETOでは 252W
と、なりDIRETOの方が3〜4%高いパワーとなりました。
どちらが、正しい値なのかは判別しようがありませんが、この点は普段から留意する必要があると感じました。
重さと設置について
重さか15kgあるので、それなりに重いです。電源がなくても回すだけなら出来ますが、起動には電源がいるため、レース前のアップに使うためには不向きです。
ただ設置時に840mmある幅は脚を閉じると300mmまで小さくなるので、車に積むのはそれ程大変ではなさそう。
設置時に関してですが、ロードレーサーだと前輪が低くそのままだと前下がりになってしまうので、ライザーブロックが必要になります。
付属はしていなかったので、自分はWiggle でLIFELINEの物を買いました。安かったので。
使用しないときは、折りたためますが、重さゆえに大変です。
場所が許せば設置したままの方がいいです。私は設置しっぱなしです。
静音性
ダイレクトドライブだけあって静音性は高いと思います。
ただ、DIRETOの負荷を軽くして、バイクの方で重いギアを踏めばフライホイールの回転数が上がるので、それなりに音はします。
バイクの方は軽めのギアで、DIRETOの負荷を上げるようにすると、かなり音は静かです。バイクのドライブトレインの音の方が大きいくらい。
サイクルコンピュータでのスピード表示
私はZwiftを行う際も、サイクルコンピュータで走行データを表示させログを記録しています。
その際、DIRETO からのデータをサイコンで表示すると、スピードが異常な値になってしまいました。
軽く回すだけで、200 km/hを超えてしまいます笑
しばらく原因が分からず、困っていました。
調べたところ他のエリートのローラーでも同様な事例があるようで、データを出力するDIRETOの方ではなく、受信側にあるようです。
解決策としては
・サイクルコンピュータのソフトウェアを最新に更新する。
・サイクルコンピュータの方でタイヤ周長を調整する。
という方法があります。
私のサイコンはガーミン510Jてす。
ソフトウェアアップデートはしているはずですが、これだけでは解決できませんでした。
そのこでサイコンの方でタイヤ周長を調整しました。
通常のロードレーサーの場合、タイヤ周長は2100mm前後に設定してあるはずです。
そのタイヤ周長を173〜175mmあたりに設定してやると、エリートのアプリ E my-Training でのスピード表示と同じくらいになります。
お困りの方は試してみてください。
以上、ELITE のスマートローラー DIRETOをしばらく使用しての感想と気がついた点などを書きました。
最後までお読み頂きありがとうございました。