先日のこの記事の続きです。
AVOI PowerSense を接着し、クランクに取り付け、それらしいパワーがガーミンのサイコンて表示されました。
とりあえず一安心と思いその日は終了。
次の日、センサーはちゃんと接着したままなっているか確認してみたところ、端の方が若干浮き上がっていました。
よくよく見てみると、接着面の剥がれではなく、PowerSense の接着面とその上の樹脂ケースが分離してきていました。
(写真を撮ったつもりが撮れていなかったため、写真がなくて申し訳ありません。)
正直、こんなに弱くていい物なのかと文句を言いたくなりました。
使用した接着剤はそれほど強力な物でなかったため、慎重に剥がしたら無事に取り外す事ができ、接着剤も剥がす事ができました。
中の配線は無事で電池を入れるとLEDが点灯するのでは、物自体は生きている様です。
先ずは、外れてしまった銀色のセンサー面をアロンアルファで本体に接着。
そして再びクランクへの接着を試みました。
以前使った接着剤は強力な物を選んだつもりでしたが、割と簡単に剥がす事が出来てしまったので、今回は更に強力かつ屋外でも大丈夫な物を購入しました。
今回のはコニシの屋外でも使用可の金属、コンクリート等に使える多用途エポキシ接着剤です。
これを用いて再び接着。
今回、前回の様に本体が分離しないよう、接着時に横にはみ出た接着剤は綺麗に拭き取らず、残すようにしました。
接着後してから丸一日経過後、確認してみました。
接着剤は白っぽい色なので、若干目立ちますが、明らかに以前より強固に接着出来ている様子。
自転車に組み付け数日経ちましたがらその後剥がれる様子はありません。
パワーメーターとしても稼働しています。
これで、問題無し!
…
ともいかないのですよね。
キャリブレーションを再び行はなければなりません。
10kgの重しを用意し行う必要があります。
10kgの重しは2Lの水の入ったペットボトルとダンボールで準備。
この動画を参考にキャリブレーションを
行いました。
しかし、
どうも10kgのキャリブレーションでは、パワーの値が高く出るような気がしました。
そこで、重しの重さを少し重くしたりして、キャリブレーションをやり直したり手持ちのパワーメーターと比較したりと微調整をアプリを使い行いました。
最終的には10.6kgほどの重さでキャリブレーションをした状態で、手持ちのシマノのパワーメーターと同じくらいの値に調整出来ました。
アプリが使いにくい事もあり、ここまで時間が結構かかっています。
歪みセンサを自分で取り付けるという、なかなか無い経験をしましたが、はっきり言ってお勧めはできないかな…。
コストを抑えてパワーメーターを取り付ける事は出来ますが、それなりの苦労はするかと思います。
私は購入しませんでしたが(在庫が無かったため)もしできるらフィッティングキットも購入するした方が苦労は少ないと思います。
また、比較する事の出来るパワーメーターを持っていないと、Avio PowerSenceからのパワー表示が信頼できる値なのか不安になってしまいます。
なので、信頼できるパワーメーターを持っていて、セカンドバイク等にパワーメーターをコストを抑えて導入したい、という場合には検討してみても良いかと思います。
以上、Avio PowerSenceの取り付けの記録になります。
今のところ私のAvio PowerSenceは問題なく動作しておりますので、もし取り付けに挑戦したいという方の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。