以前、AVIO というメーカーのパワーメーターを紹介しました、
ステージスや4iiiiのような左クランク内側で計測するタイプのパワーメーターです。
このAVIO PowerSense は自分で取付が出来るというもので、その分安価になっている物です。
購入はAvioのホームページから出来ます。
が、しかし…
イマイチ繋がり難くサーバーが落ちている事もあり、あまり使い易いホームページではありません。
全部英語だし。
私が購入したのは
プロバイクキットです。
ここで、安くなった時にクーポンを使い15500円ほどで購入しました。
(10%オフのクーポンコード「88ZI-R1」良ければお使いください。)
取付のためのフッティングキットというのもあるのですが、今回は購入せずにチャレンジしてみます。
届いた品はこちら
青い箱を開けるとセンサーが。
センサー単独での重量は11g と軽量です。
クランクへの接着面には、薄いアルミニウムが張ってある感じで、ペコペコ凹むので、何となく頼りなく若干不安になりました。
とりあえず、クランクにクランプで仮止めしてみた図。
クランクは6800のアルテグラです。
さて、問題の接着について。
Avioには接着方法の公式動画があります。
そこでは接着に2液性のエポキシ接着剤を使用しているので、同じ様な物を用意してみました。
セメダインのエポキシ接着剤です。
動画の様にサンドペーパーでクランクとセンサーの接着面を荒らし、エタノールで清掃した上で接着。
クランプで固定。
このクランプはその昔ダイソーで買った物ですが、割としっかりと固定してくれます。
この状態で念のため丸3日放置してみました。
確認したところ一応接着は出来ている様子だったので、自転車に組み付けて見たところ、パワーメーターとしてガーミン が認識してくれました!
ただ、表示されるパワーの数値がどうもズレている様に思いました。
調整用のアプリがあるのでインストールしてみたのですが、これがまた使い辛い。
操作方法の説明などは無く、とりあえず弄ってみるしかありません。
AVIOのホームページや動画を調べ色々見ていると、発見しました。
どうやら、クランクに10kgの負荷をかけて静止させた状態でキャリブレーションをしなければならない様です。
確かにセンサーを貼り付けるクランクの剛性や取付位置は人それぞれ異なるため、パワー計測の元になる歪みセンサーの感知具合について調整しなければいけません。
そのため標準調整としてキャリブレーションをしなければ、まともなパワーデータは取れないのも当然です。
以前Avioのフィッティングキットを見たとき、10kgのケトルベルもしくは水が10ℓ入るウォーターバッグが付属していたのですか、このためだったのか とようやく気が付きました。
しかし、今10kgのダンベル等は持っていません。
12kgのケトルベルならあるので、試しにこれを左クランクに吊るして、キャリブレーションを行なってみました。
因みにアプリの 10kg CALIB のボタンはFactory Resetのボタンを長押しすると、表示する様になります。
(当初これが分からなく非常に苦労しました。)
とりあえず、12kgのケトルベルでキャリブレーションを設定してみた結果、誤差はあるものの、それらしいパワーの数字が出ました。
とりあえず一安心。
ここまで色々と苦労をしました。
日本や日本語での情報がほぼないので本当に大変。
なかなか一筋縄では行きません。
10kgの負荷を用意しキャリブレーションをやり直さなくてはなりませんが、ようやく仕組みが分かってきました。
しかし、問題はまだ続きます。
が、今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回もお読み頂ければ幸いです。
続きです