シマノのフラッグシップシューズ RC9を購入しました。
2020年にアップデートされ3代目になるシューズで、正確な型番は SH-RC902。
シマノのシューズはBoaダイヤルを導入して以降、熱形成無しで素晴らしいフィット感が得られるシューズです。
私はこれまでRC7とRC9(共に初代)を使用してきました。
メインのシューズのRC9がだいぶヘタってきたてしまったので、今回最新モデルの3代目RC9を購入。
カラーは憧れていたブルーを購入!
爽やかですが、なかなか目立つ色です。
サイズは39.5で、ワイドフィットモデルです。
実はワイドフィットは初めてです。
最近はコロナ禍の影響で、サイクルイベントも少なく、近場で試着できそうな所も無かったので、初代RC7とRC9を履き心地と、ネットの記事を参考に試着せず、ネットで注文しました。
どうやら、これまでのモデルより細身になったとの事。
そして初代RC7では39.5でピッタリの履き心地。
初代RC9では40サイズで若干大きかった。
それを考慮して39.5WIDEを選択。
結果はジャストサイズ!
ワイドフィットですが、ワイドでない39.5の初代RC7より僅かに少し幅が狭いかもと思うようなフィット感。
ノーマルフィットだと、サイドが狭くてダメだったように思います。
新しいBOAダイヤルもなかなか良好。
以前の物より回しやすく、締め付け具合が細かく調整できるようになっています。
重量を計ってみました。
カタログ重量は42サイズで片側240gとの事ですが…
39.5ワイドモデルの実測は
片側215g!
もう片方は216!
カタログ値よりだいぶ軽い!
なかなかの軽量性です。
さて、クリートを取り付けですが、今回、軽量タイプの取付ネジというのを少し前に購入していたので、それを使ってみることにしました。
微妙な肉抜きがされています。
取り付け前に重量を計ってみたした。
通常のネジは3個で
9g。
軽量ネジは3個で!
8g…
たった1gの差でした。
ほぼ誤差範囲。
そんなに高いパーツではないので、それほど期待していませんでしたが、軽量化効果はほぼ無しですね…。
クリートは固定モードの赤を選択。
固定モードの赤色クリートは、クリート位置と角度が決まると力が逃げないので、パワーがしっかりとペダルに伝わる!ような気がします。
また、膝に優しくないと思われがちですが、若干の遊びはあるのと、クリート位置が出ていれば、脚の内旋や外旋が起こりにくく、まっすぐ脚を踏み下ろせるので、実は膝への負担は少ないように私は感じます。
新型RC9にクリートを取り付けた実測です。
両足で508g。
因みに初代RC7は567g。
約60g軽量です。
写真はありませんが、初代RC9もクリートを付けた両足で550gほどでしたので、アップデートされた3代目RC9はなかなか軽量に仕上がっているようです。
ローラーでアバウトにクリート位置を合わせ、外で実走してみたところこれまでシューズより脚を回しやすい印象を受けました。
ケイデンスが100を超える回転数でも維持しやすいような。
まだクリートポジションや微妙なカントの調整が必要ですが、第一印象としては、かなり良いです。
地味ですが、つま先にラバーが付いているのがGOODです。
早速、タイヤが擦った跡がついていますが、丁度フロントタイヤに当たり擦ってしまいがちな箇所にカバーが付いており、傷みにくくなっております。
木になる所が一つありました。
停止時にペダルから足を外し、地面にあしを着いていると、ソールの硬さ故か足の裏が痛い。
このソールは初代RC9より硬いかも。
走っている時はそれほど気になりませんでしたが、足を止め停止した時にソールの硬さが気になったシューズは初めてです。
流石トップグレードのシューズです。
ロングライドよりはレース向けのシューズなんでしょうね。
ロングライドやヒルクライムに行けたら、またインプレッションを書きたいと思います。