フロントフォークに組み入れて、3本ローラーでもその効果を如実に感じることができたナカガワのエンドワッシャー。
その実走インプレになります。
この日は、熱海まで自走しその後、今度走る(はずだった)ピークス熱海ステージのサウスルートを走りに行きました。
熱海かんぽの宿から始まる距離50kmほどで約2000m UP!というエゲツないコース…
エンドワッシャーはフロントフォークにのみ入れた状態で走りました。
たけのこバネを外してワッシャーを挟み込んでいます。
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エンドワッシャーの効果は熱海に行くまでに実感。
安定感が増してるように感じ、フラつき難いので巡航が楽。
コーナーでもハンドリングの癖が薄まり安定感があるので、意識をタイヤと荷重の方に向けられる。
登りどうだろう。
今までのBMC SLRの特徴的な乗り味であった羽が生えたようにふわふわと登っていくような感覚は薄れた。
代わりにグイグイとクライミングしてゆく感覚。剛性感が強くなったためか、踏みやすい。
ただ、振動は拾う感じで、踏みやすい分、疲れもやすい気も。
ピークスコース中の山伏峠では後半バテてしまう。乗り味が変わった分、慣れも必要だと思った。
やはり違いが大きいは下りと下りコーナー。
フロントフォークの挙動が安定しているので、コーナリングに余裕あり、狙ったラインをトレースしやすい。
急勾配での下りでも怖いと感じることが明らかに少なくなった。
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以上が最初の実走での感想です。
他日に道志みちのコーナーの続くコースを走ったりしましたが、コーナリングが非常に楽しい。
今まではコーナーをやり過ごす事で精一杯であったのが、気づいたらコーナリングでリーンウィズ、リーンアウト、リーンインを意識して走る余裕まで出てきました。
正直、ワッシャー2枚でここまで変わる事は予測してなかったです。
1枚2500円の高級ワッシャーですが、買って損はしていないと思っています。
以上、ナカガワ エンドワッシャーのインプレでした。