金色への道

湘南のロード乗りの徒然

池江璃花子選手 白血病を公表 復帰までの道のりは?

2019年2月12日、日本中に衝撃的なニュースが速報として流れました。

いや、世界中に衝撃を与えたと言っても過言ではないかもしれません。

女子競泳で最も注目されている池江璃花子選手が白血病を公表しました。

オーストラリアでの合宿中に体調不良で帰国し、国内で検査したところ白血病と診断されてたそうです。

池江選手は女子100メートル自由形、同100メートルバタフライなど個人5種目の日本記録を持ち、昨年のジャカルタ・アジア大会では6個の金メダルを獲得して最優秀選手に輝き、
2020年の東京オリンピックでも、金メダルの最有力候補として期待されていました。

その最中に、まさかの白血病という残酷な診断。

心中を察するに余りのあるものがあります。

 

才色兼備、しかもトップアスリートのという池江選手ですが、まだ18歳です。

大学進学を決め、これからという時にこの病気の公表は、応援するファンとしても、心苦しい物があります。

もちろん、一番辛いのは池江選手ご本人です。

選手として活躍し輝く姿を再び見たいですが、先ずは病気の治療を頑張って頂きたいです。


血液の癌と言われる白血病ですが、現在は、治療できる病気となっており、
若いアスリートでも、白血病からの治療を得て、復帰を果たしたアスリートがいます。

サッカーのアルビレックス新潟に所属するの早川史哉選手です。

早川選手は、アルビレックス新潟の下部組織出身の選手で、サッカー日本代表の南野選手に「俺より上手い」と言わしめた天才的な選手です。

2016年に白血病が発覚し、2017年に骨髄移植手術を行いました。

2018年にはアルビレックスのトップチーム復帰し、公式戦のピッチに立てるよう調整しているようです。

チームは病気発覚後も早川選手を見放すことはせず、2017年に治療に専念するため凍結としていた契約を、2018年には凍結の解除をし、その年の8月にはトップチームに合流させました。

周囲の応援と理解があってこその復帰かもしれませんが、大病を患い3年も経たずに復帰に漕ぎ着けた早川選手の努力も並大抵なことではなく、非常に辛かったにあったに違いありません。


池江選手は、1年半後に東京オリンピックという目標があったのでしょうが、一度忘れてじっくりと治療に専念して頂きたいのが1ファンとしての願いです。


アスリートというのは、じっとしていることが最も苦手な種族です。

トレーニングをしていないと罪悪感に苛まれます。

多少スポーツをやってた自分でさえ、怪我などで練習できないと、そう思う事がありました。

一流のトップアスリートとなれば、その様な思いも殊の外強いかもしれません。

それでも前を向いて治療に専念し頑張ってもらいたい。


頑張れ!池江選手!

アルビレックスの早川選手も頑張れ!