金色への道

湘南のロード乗りの徒然

ジャパンカップ初参戦!② 自転車都市宇都宮は凄かった!

10月の18〜20で宇都宮で行われたジャパンカップ2019。

19日はチャレンジレースに出場でき、夕飯には餃子を堪能できました。

そして!
翌20日はプロのUCIロードレースを観戦!

なんとも贅沢です(^^;


宿泊したホテルの近くで朝食を取り、準備をしチェックアウト後、車でロードレース会場方面に向かいました。

その途中

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タイのチームとリュブリャナ・グスト・サンテックに遭遇。

 

バスじゃなくて自走で会場まで移動するんだ と思っていたら、その後ろからバーレーンメリダ がやってきました!

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観戦に行く一般のライダー達も走っており、後ろからバーレーンメリダが追い付いてきて非常にびっくりしていました。

そりゃ後ろからワールドチームの面々が迫ってきたら驚くわ〜

我らが新城幸也選手の姿も見えました。

気付いたら、バーレーンメリダ 、グスト、タイナショナルチーム、一般ライダーの準備に隊列が揃っており、微妙なヒエラルキーも垣間見れました。

そんなこんなで道路が自転車だらけ。

ですが一緒に道路を走っている車はクラクションの1つも鳴らさず、この状況を楽しんでいるかの様。

車も観戦者が多く乗っている事もあるとは思いますが、さすが自転車都市宇都宮です。

街の至る所に宇都宮ブリッセェンのポスターも貼ってあり、中には色褪せたポスターもありましたが、それだけこの街に馴染んでいる事が確認できました。


さて、会場から3kmほど離れたところにある中学校が駐車場になっているとの事でしたので、その中学校に向かいグラウンドに車を停めることが出来ました。

この事でも地元の積極的なバックアップかあって大会全体が運営されている事が伺えます。

何処とは言いませんが、地域によっては理解を得られず「グラウンドが荒れるから車は入れさせない」とか言われそうです。


さて、駐車場は混雑もなく地元の方々に誘導され無事に駐車完了。

そこから自転車で会場周辺に向かいました。

余裕を持って準備し出発しました。

しかし、500mほど走ったところで

プシャン!シュー!

と、ここでまさかのパンク!

前日までの雨で路肩が荒れていたのが気になっていましたが、その矢先でした。

あちゃー と言った感じでしたが、前日のレース中のパンクせずに耐えてくれたと考えれば、ある意味運が良かったと言えます(^^;

何はともあれ、替えのチューブと携帯ポンプもあったので、大きなf問題はありません。

広い場所でパンク修理中、一般のサイクリストに混じって、EFエディケーションファーストの選手達も道路を走って行くの観て、またテンションが上がる。

パンクしたおかげ?でまたプロの選手達を間近で見れました。


さて、パンクで10分ほどロスしましたが余裕を持ってレース会場に到着。

設置されていた自転車置き場に、バイク置き、イベント会場のスタート位置付近まで来ると既に選手紹介が始まっていました。

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既に盛り上がっており、正にお祭り騒ぎ。

ブースを覗きつつ、古賀志の登りへ向かい観戦ポイントを探しに行きました。

途中、屋台なども出ていて楽しい。

池をぐるっと廻り登りに向かう途中、ブリッセェンの選手達ののぼり旗に混じり何故か難波のスピードマンの姿も。

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赤色繋がりですかね。


古賀志林道少し登った所で場所を決め
、暫し待っていると下の方で歓声が上がったのが聞こえました。

レースが開始したようです。

すると続々と誘導のバイクや車が古賀志林道を登ってきました。

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そして、選手達が!

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登りだけど速いです。
しかしどの選手も楽そうではありません。

やはりプロでもこの古賀志の登りはキツいようです。

登りで選手が通過するときの写真を何枚か撮りましたが、選手までの近さと登りのスピードゆえかピントがかなかな合いません。


しかし流石にどの選手もカッコ良い!


暫し登りで観戦した後、スタート位置の方へ戻り観戦。

屋台で軽くメシを食べつつ戻りました。

のんびり戻っていたら、後ろから3人くらいの人達が駆け足で自分たちを追い抜いて行きました。

何やら急ぎでいる。

メイン会場に戻ってみると弱虫ペダルの作者のこの方

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渡辺先生がこれから握手会をするため準備していました。

さすが走れる漫画家!
スマートでカッコいい!

どうやら先程、急ぎ足で走っていった人たちは、渡辺先生たちだったようです。

先生はポーズを決めてサービスをしていましたが、スタッフの方々は慌てながら準備をしていました。

サイン握手会のようで、興味をそそられましたが、どうやら整理券は既に配布?販売?が完了していたようです。

残念!


その後、駐輪場で自分の自転車を回収し、車を止めた駐車場方面に戻りつつ所々でレースを観戦しながら、レースコースから離脱。

レースが終わる前でしたが、早めに車に戻り帰宅路に着きました。

本当は最後まで見届けたい思いもありましたが、レースが終わってからだと、道路が非常に混雑する事が予想されるためと、昨日のレースでドロドロになった自分の自転車のメンテナンスを行いたかったためです。

家族も家で待っていたので(^^;


という訳で、レースの高速道路に乗り最終局面は佐野のサービスエリアに車をとめ、You tube での中継で見ていました。

高速道路はまだ混雑が始まる前でしたので、非常にスムーズに帰宅完了。


帰宅後、バイクのメンテナンスもある程度する事ができました。


ほぼ日記みたいな内容になってしまいましたが、初めて走ってジャパンカップ、初めて観戦したジャパンカップが無事に終了しました。

また来年も走って、観戦して、餃子食って、とやりたい!

宇都宮!また来ます!


最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

ジャパンカップ初参戦!① 古賀志林道はキツかった!

10月18〜20日に宇都宮で行われたジャパンカップ。

開催の5日程前に台風で被害を受け、開催が危ぶまれましたが、急ピッチで復旧が行われて、無事に開催する事ができました。


私は友人とともに19日のチャレンジレースに出場。

19日に宇都宮市内で宿泊し20日はレース観戦と初のジャパンカップでしたがしっかりと満喫してきました。


しかし、19日の現地に着くまで、本当に開催できるのか、自分の走るレースは出走できるのか、と不安でした。

というのも、出発前の19日未明は関東は雨。湘南も大雨でした。

雨は次第に治る予報でしたので、無事開催される事を祈りながらの出発でした。


レースの行われる宇都宮森林公園付近に到着したのは、午前7時半ころ。

駐車場に戸惑いながらも無事に着きました。

雨は強いはないものの変わらず降り続いておりましたが、レースは開催される様子です。

幸い気温がそれほど低くなく寒さに凍える事はありませんでした。

雨天の中、準備と受付を行いましたが、まともなアップは出来ずにスタート地点に。

ジャパンカップはスタートして直ぐに一番キツイ古賀志林道の登りがあると知っていたので、出来れば十分なアップするべきですが、初のジャパンカップとの事もあり、余裕は全くなかったです。

また路面状況も悪く、特に下りでの落車が怖い。全く初めて走るコースなので先が読めないこともあり、無理はせず、大きな事故なく無事に完走する事を前提として出走しました。

 

レースが始まり、少し走ると古賀志の登り。

距離は1kmちょいですが、平均勾配8.4%、最大15%の勾配を我先にと、登って行きます。

自分は300W前後で登りましたが、先頭には追いつけず。

みんな強い。

登りが終わると、恐怖の下りです。

流石に慎重に降る選手が多く、自分もその中の1人でしたが、ときたま横から勢いよく抜いてゆく選手もいます。

この状況でよくスピード出せるなぁ

と思いましたが、コースをある程度知っている選手なら多少はスピードも出せるのでしょうか。

無事下りを終え暫し走ると、国道に出るための直角カーブ。

このカーブにはグレーチングがあるため、他の選手もかなり慎重にクリアしていました。

その後は田野の交差点まで平坦ストレートでしたが、水溜りが多くそれを避けながら4人程の纏まりで走りました。

平坦ストレートの終点は田野の交差点ですが、自分は交差点までの距離感を測り間違え、小集団から溢れゆっくりと1人でコーナリング。

コーナーの後の登りで追い付くため、無駄に体力を消耗するという失態を犯しました。

コースを知らないとはいえ、路面状況や周りの事に気を取られ、一瞬の判断ミスが遅れになってしまいました。

しかし、これもロードレースの面白いところです。


さて、出場したチャレンジレースは2周回のレース。

最終周、2回目の古賀志の登りに入り、300Wで回そうとしますが、体力消耗のため出来ません。

何とか280W前後で登りました。

その後の古賀志のダウンヒル。

登りでは何名かの選手を抜き、それなりに走れましたが、下りはやり慎重に走りました。

下りでは抜かれます。

ダウンヒルの最後の方に、急な右カーブがあり、ここも慎重に曲がっていましたが、急にイン側から抜いてきた選手がいて、その選手に押し出される様になり曲がり切れずコース外側にあるクッションに接触。

接触する前にスピードを落とせていたので、衝撃はほとんどありませんでしたが、止まった瞬間グレーチングで ずるっと滑り転びました。

急カーブで急に抜かれ驚いたのもありますが、曲がれなかったのは自分の技量不足もありますので文句は言えません。

転び方はほぼ立ちゴケなので怪我はありませんでしたが、近くにいたスタッフの方に「大丈夫かい?」と声をかけられました。

「大丈夫です!」と答え、直ぐに自転車に飛び乗り再発進。

この間、後ろの選手に抜かれる事はなかったように思いますが、ここからは完全に一人旅になりました。

前に後ろにも同じレースの選手がいないなかったけと、辛いけとしかっり淡々と残りのコースを走り切りました。

結局、最後まで雨は止まなかったなぁ。


約20kmのレースでしたが、非常疲れました。

バイクもドロドロ。

レースの結果は、上位の1/3くらいの順位と満足いくものではありませんが、ヒルクライムやエンデューロではなく、公道を使ったロードレースは何気に初めてであり、学ぶ事も多くあり非常に良い経験になったと思います。

駐車場に戻ると雨が上がり、薄日が差してしました。

天気予報通りです。

しかし、大きな事故はなかったので良しとしましょう。

また来年も出場し、もっと上を狙いたいと考えています。


さて、自分のレースは終わりましたが知人がオープンレースに出場していたので、自分の片付けをある程度済ましてから再び会場に向かいました。

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オープンレースは、トップアマチュアも出場する7周回約70kmのレースです。

自分らが会場に着いたのはレースも半ばまで消化した頃でした。

企業ブースを廻りつつ、走っているはず知人を探しましたが、一向に見つかりません。

レースの残り2周になって少しした頃、足切りにあった選手多数が戻ってきて、その中に知人らしき人を見つけました。

どうやら序盤にグレーチングで滑り落車して怪我をしまったようです。

その知人はマウンテンバイクが得意な方でしたが、それでも転ぶ時は転ぶのですね。

怪我は膝の擦過傷が深そうで痛々しかったけど、その状態で手当てもせず足切りに遭うまで走り切るのは、流石でした。

知人の手当てに付き合い、会場で暫し話しをした後、その知人とは会場で別れ、自分たちは車で宿泊する宇都宮駅方面のホテルに向かいました。

駅前で行われているジャパンカップクリテリウムを見に行く予定でしたが、渋滞でホテルのチェックインが遅そくなり、また疲れもありホテルで暫し休憩した後、宇都宮餃子を食べに行き、この日は終了〜。

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朝3時起きでしたので、流石に疲れ果てました。

20日のプロのロードレースについては次の記事で書きます。

今回もお読み頂きありがとうございました。

 

 

キャニオン試乗会!バイクデモイナギにて、アルティメット及びエアロードに乗れた!

キャニオン試乗会!バイクデモイナギにて、アルティメット及びエアロードに乗れた!


10/5に東京都稲城市で行われたバイクデモイナギ。

キャニオンの自転車に試乗できる機会は少ないため、また片道50kmほどと自走で行ける距離のため、非常に良い機会と思い参加してきました。


西東京の方面には自転車で行った事がなかったため、ちょっと寄り道

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ジブリ「耳をすませば」の舞台の聖蹟桜ヶ丘でいろは坂を登ってみました。

 


バイクデモイナギですが、試乗イベント参加時の誓約書で

バイクの写真をブログで使用使ってはダメ

みたいな項目にチェックを入れてましたのでバイクの写真は今回はありません。


とりあえず会場に到着後、受付を済まし、クロスカフェのアイスコーヒーを一杯頂きました。

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すっきりした味で、非常に飲みやすく美味しかった。

さて、今回試乗できたバイクは

キャニオン アルチティメイト SL
キャニオン エアロード SLX
サーベロ S5
サーベロ グラベルバイク ASPERO

の4台

写真は載せられませんが試乗して感じた事を書いてみます。

キャニオン アルティメット

以前、SLXグレードに試乗した事がありますが、今回はミドルグレードのSLです。

サイズはXSサイズ。
自分にはピッタリのサイズです。

最初に感じたのは乗りやすさ。
非常に安定感が高く、オールラウンドバイクですが直進性が高い。

乗り心地も良く、ダンシングをしてもリズムが取りやすく、本当に良いバイクでした。

瞬発力ではSLXの方に分がありそうな気がしましたが、若干の重量とそれ以外には違いが分からないと思います。

キャニオン エアロード SLX

今回1番試乗したかったのが、エアロード。
アルティメットと比べサイズ感が気に入っていました。

というのもXSサイズのジオメトリで合いそうですが、推奨サドル高の範囲の下限より、自分のサドル高は若干低い…。

真っ当な?日本人体型のため、脚が短い(T-T)

気になるサドル高を合わせてみたしたが、シートポストの突き出しは10cm以上あり、見た目も問題なさそうでした。良かった。

さぁ、その乗り心地ですが、

アルティメットと同様に乗りやすく扱いやすい!

というかアルティメットもエアロードも完成車のままで、自分のポジションに近いので、すんなり乗れます。

意外でしたが、直進性はエアロードよりアルティメットの方が高いように思います。ホイールベースがアルティメットの方が大きいためでしょうか。

硬さはやはり、SLXグレードのエアロードが上です。

パワーを上げたときの反応は非常良いです。また横剛性も高いのかダンシングのリズムも取りやすいく、登坂も問題なさそうです。

スピードメーターがなかったためスピード感の比較はし辛いですが、なんとなくスピードが伸びる印象はありました。


正にレーシングバイクと言った印象です。

単純に乗り心地良さはアルティメットSLの方に軍配が上がりますが、レーシングバイクとしてのエアロード反応の良さはピカイチでした。

サーベロ S5

以前、S5の51サイズを試乗した事があったので今回は試しに49サイズにしてみました。

結果としては51サイズの方が自分には合っていました。

しかし、その直進性とスピードが伸びは流石のバイクでした。

ダンシングの際に、独特のウィップ感があり、これに慣れれば非常に面白いなぁと思いました。

サーベロ ASPERO

グラベルバイクのASPEROの48サイズに乗らせてもらいました。

見た目はサーベロのオールラウンドバイクRシリーズの様で、遠目で見たらロードバイクと見間違えそうです。

試乗車は40Cのタイヤを履いており、シクロクロスよりも悪路の走破性が高いです。しかし、乗った感覚としてはロードバイクの様な軽量性と扱い易さで川辺の未舗装を走れました。

乗り心地は軽いけど、シクロクロスではスリップしてしまいそうな砂道でも、太いタイヤでしっかりグリップしてくれます。

これは楽しいです。


今回、試乗したのは以上の4台でした。

 

 

試乗後は、コンビニで補給して帰宅路へ。

初めて尾根幹道路を通りましたが、交通量は多いですが道路が綺麗なため走りやすかった。

また、町田以北の東京都内は道路がしっかり整備されており自転車でも走りやすい道が多い印象を受けました。

帰りに町田あたりから、神奈川県内に入りましたが、神奈川に入ると道が狭く道路が荒くなり疲労感を感じてしまいました。

23区内は走った事がないので分かりませんが、流石に東京は日本の中心だけあり、道路がしっかりと整備されているし、しようとしている意識を感じました。

それに比べ神奈川県は、重要な国道でさえ1車線で狭い道や自転車が走る事を全く考慮していない国道など、危険を承知の上で走らないとならない道路も少なくありません。

もちろん難しい問題のため一概には言えませんが、エコな乗り物として活用が議論されている自転車について、活用しやすい状況を整備して頂きたいと神奈川とその各自治体には願いたいですね。