金色への道

湘南のロード乗りの徒然

ディスクブレーキとリムブレーキの差を体感して驚いた

ロードバイクでもディスクブレーキが浸透してきており、レースやイベントでもディスクブレーキのロードをかなり見掛けるようになりました。

 

先日、観に行った宇都宮ジャパンカップでもバーレンメリダの選手たちも皆ディスクブレーキでした。

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また、一般の自転車乗りの間でも、ディスクブレーキのロードが普及し始めており、エンデューロレースではディスクの方も散見しており、私の周りの友人の間でも、ちらほらとディスクブレーキのロードが増えているように思います。

 

しかし、私は未だリムブレーキ。


先日、ディスクブレーキのロードを購入した友人と走りに行ったのですが、一緒に走っていて明らかな違いを感じました。

それは峠道の下りでのシチュエーションでした。

下りのカーブでのブレーキをかけるタイミングが全く違いました。

ディスクブレーキロードに乗る友人の後ろを走行していたのですが、その友人のブレーキをかけるタイミングに合わせると、自分のリムブレーキでは強めにブレーキを掛けなければならず、
突っ込みがちになってしまいました。

私のホイールはカーボンリムなので、アルミリムほどの制動性能はありませんが、ブレーキキャリパーはデュラエース(BR-9000)なのでそれなりにブレーキは効きます。

しかし、どうしても前を走る友人のタイミングにつられ、カーブの度に強いブレーキを掛けさせられてしまいました。

下りのカーブをスムーズかつ安全に走行するには、ディスクブレーキの友人のと制動力と安定性を頭に入れ、ブレーキを掛けるタイミングをより早めにしなければならないようです。

しかし、すぐには対応できず、カーブの度に前を走る友人につられてしまい強めのブレーキを掛け、突っ込みがちになってしました。

また早めにブレーキを掛けると前を走る友人との間が空いてしまい、距離を保つのに若干の苦労をしました。


正直、ここまで違うのか、と衝撃を受けました。

この差は、慣れとテクニックの面でカバーできない事もないかとは思いますが、私は下りはあまり得意でないので、現段階では無理しない方が良さそうです。

むしろ、下りに苦手意識があるからそこディスクブレーキロードを導入すべきかもしれませんね。

 

ディスクブレーキとリムブレーキではどの程度製動力に差があるのか。

海外の自転車チャンネル GCN で急制動での比較動画があります。

 

www.youtube.com

 

ミドルグレードと上位モデルとの差を比較した動画ですが、シマノ105のリムブレーキとデュラエースのディスクブレーキのモデルを比較しており、20:30あたりに急制動でのブレーキングを比較しています。


同じ場所で時速40km/hからの急制動でリムブレーキのミドルグレードでは7.0m

対してディスクブレーキのトップグレードでは6.3m

となっています。

 

やはりディスクブレーキの方が完全停止までの距離は短いです。

 

しかし、その後は0.7Mと思ったほど差は出ていません。

ミドルグレードのリムブレーキはアルミホイールなので、製動力もかなり高いのでしょう。

 

私は日頃のトレーニングやレースではカーボンリムのホイールを使っていますが、アルミリムのホイールをたまに使うと、その制動力の強さに驚かされたりします。

コントロール性だとディスクブレーキが圧倒的に優位ですが、リムブレーキの場合、アルミリムの制動力も侮れません。

リムブレーキの場合、雨天ならアルミリムのホイール、は間違いではないと思います。


雨天だろうが路面が悪かろうが、コントロール性を失わず、かつ強い製動力を少ない力で引き出せる油圧ディスクブレーキは、安全性の面で非常に優れていると思います。

正直、自分も早く導入したいところではあります。


シマノから機械式変速の油圧ディスクが出てミドルグレード以下でも発売されているので、これまでより油圧ディスクブレーキは比較的手軽になり、導入しやすくなったようですが、自分はどうもあのシマノの機械式油圧ディスクのレバーは見た目が好きになれません。

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リムブレーキモデルのレバーやDi2のレバーに比べて一回りも二回りもデカい。

カンパやスラムのように、シュッ としたデザインにならないものですかね。

 

 

Wiggle でタイヤ及びホイールのフラッシュセールで追加10%オフ & Vitus バイク 2020モデルも追加15%オフに

Black Friday で既にセールを行っているWiggeですが、

11/21からかなりお得なフラッシュセールが始まります。

 
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条件によっては、Sram Red eTap AXSしかもDTスイスホイール付きの完成車が50万を切る価格になりそうです。

 

Vitusのバイクのインプレ等の情報はあまりないのですが、良いという評判はあれど悪いという事は聞いた事がないので、非常に気になるところです。

 

 

 

久々にヤビツ40分切り。FTPもだいぶ向上し調子が戻りつつある感覚。

今年ももう11月となり、そろそろ年の瀬を考える時期ですね。

10月末にヤビツを登り、名古木交差点からのタイムで約半年ぶりに40分を切る事が出来ました。

タイムは39:30

ベストまでの38分まではまだ遠いのですが、何とか一応の目安をクリア出来ました。

4月に体調崩して以来何度かチャレンジしていましたが、なかなか40分を切れず、何とか今年中には!と思っていました。


今年は4月に体調を大きく崩し、一ヶ月ほどまともに運動ができなくなり自転車にも乗れませんでした。

一時期230WあったFTPも恐らく180W程度に低下してしまったと思われます。

練習を行いだした5月の初めころは200Wの20分走もまとも完遂できない状態でした。

そのためか今年のレースやイベントの成績は全く振るわず。

ヒルクライムレースで唯一出場した富士ヒルクライムでは、何とかブロンズは獲れたものの、シルバーを獲得した時のベストからは8分も遅いタイムでした。

6月7月は、一応外を走れ練習らしい事もできたのですが、パワーが維持できず20分の全力走もできない状態が続き、何を練習すればいいか分からず混乱していました。

調子が戻りつつあると感じたのは8月の後半頃から。

8月に入り、週末などの休みの日が雨天の事が多かったため、室内ローラーで練習する事が多くなりました。

その際、練習を見直して基本に立ち戻ることにしました。

まずは、FTPを計測し現状を把握する事。

その上で、FTPの85%〜95%で20分走るという短調な練習を行いました。

いわゆる、SSTの練習ですね。

この SST強度での20分走を2セットたまに3セット という練習を週に3回か4回行いました。

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短調で飽きやすい練習なので、Amazon prime VideoやYouTube を見ながらですが。

そして、その練習を始めて、2週間ほど経ったころ外で実走していたとき、ある程度の強度維持ができること、また脚が以前より残っている感じがしてFTP超のパワーでも出しやすいような感覚を覚えました。

9月の終わり頃から、クリスクロスと言われる練習や、1分全力走インターバルも取り入れ、ローラーでもFTPを超える強度の練習も始めてみました。

クリスクロスは
FTP × 90% 2分
FTP × 120% 30秒
を8回の計20分

インターバルは
1分間の全力走
1分のレスト(FTP × 50%程度)
を5〜7回

と言った練習を週一回組み込んでみました。

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これは、なかなかハードで最後の方で脚がつりそうになります。

こんな感じで室内ローラー練をしつつ、週末の休日に晴れた時は外で100kmほどの実走を行なっていました。

11月に入り、FTPを計測してみたところ、220W。

まだ完全復活とは行きませんが、最悪の状態から半年で40WほどのFTPが戻りました。

この調子で来年のヒルクライムシーズンに向け、準備してゆければと考えています。