シクロクロスシーズンはもう終わりですが、シクロクロスのタイヤを新調しました。
イタリアのタイヤメーカー ヴィットリアのシクロクロス/グラベル用タイヤのTERRENO WETというタイヤです。
林道や河川敷のグラベルも走るつもりですが、一応シクロクロス車用なのでサイズは33cの物をチョイスしました。
当たり前のようにチューブレスレディで、外で見るとは若干の青みがかって見えます。
重量のカタログ値は410g。
実測は計り忘れました。
シクロクロスとかグラベル用はロード用と比べて、さほど重量は気にならなくなっていますw
ホイールに取り付ける前に触った印象としては、しっかりとコシのある触り心地で耐パンク性も高そう。
これまで使っていたハッチンソンやパナのグラベルキングはケーシングが割と薄めで、どちらかというとしなやかな印象のタイヤでした。
パンクも何度かありました。
なので今回のヴィットリアはなんとなく心強い気がします!
ノブの高さは1.5mmほどで、悪路でも効果を発揮してくれそうな印象。
またタイヤの造りが非常に良くビードの精度も高いようで、ブースターポンプを使わずに普通のポンプでビードが問題なく嵌りました。
ホイールとタイヤの相性も悪くなさそうで、ビードからシーラントが漏れてくる事も今のところありません。
因みに使用しているホイールはTOKENのグラベル用アルミホイールで内幅が25mmほどあります。
シーラントは高い評価を得ているMuc-OffのNo Puncture Hassle Tubeless Sealant を使ってみました。
シーラントは前後とも40mlを注入してあります。
タイヤ幅の実測値を測ってみました。
35.7mmありました!
見た目からして太いなと思ったけど、やっぱり!
33mmに収まっていませんねw
でも、タイヤの表示は33Cなのでシクロクロスの競技でも問題ありません。
https://jcf.or.jp/シクロクロスにおけるタイヤ幅規定の運用につい/
36mmに近い幅があるので、これなら多少ガレたグラベルでも行ける!
そんで先日、さっそくグラベルのある林道である箱根〜湯河原を結ぶ白銀林道に行って来ました。
その日の空気圧はフロント2.3bar、リア2.5barと舗装路も走るので低すぎず高すぎずの空気圧。
箱根までは自走で舗装路でしたが30km/hでの巡航は問題なし。
てか流石ヴィットリアのタイヤ。
良く転がります。
白銀林道に入り、未舗装路が出てきてもそのままの空気圧で快適に走れました。
途中、ぬかるみや水溜まりもありましたが、タイヤを取られてしまう事もありませんでした。
このタイヤは名前にWETと付くだけあってウェットグリップを重視したモデルだけあります。
ヴィットリア独自のコンパウンド グラフェンが効いているのか、舗装路でも未舗装路でもグリップ感のある乗り心地で、乗っていて楽しいタイヤです。
今のところ文句は一切ありません。
あとは2bar 以下の空気圧で、シクロクロス的な細かいカーブでの切り返すような動きを試してみたいですね。
最後に今回のチューブレス仕様での空気圧の減りについて書いておきます。
試しに前後のホイール共に3barを入れて18時間ほど経ったところで空気圧を計測してみたところ、空気圧は前後共に
2.8bar
でした。
これはなかなか優秀な値。
先日の白銀林道ライドで空気を整え、その後空気を補充しませんでしたが、一週間ほど経っても1.5〜1.7ほどの空気圧を保持していたので、チューブレス化は大成功と言えるでしょう。
ヴィットリア(のこのタイヤ)とMuc-Offのシーラントの相性はバッチリだったとも言えます。