金色への道

湘南のロード乗りの徒然

Ready Steady Tokyo test event オリンピックテストレース を見に行って来ました

7月21日に行われた、
Ready Steady Tokyo test event
オリンピックテストレースを見に行ってきました。

調布がスタートで道志道を下り、山中湖周辺を走って富士スピードウェイがフィニッシュのこのレース。

最後に明神峠という最大20%超える斜度を含む激坂を持ってくるあたりが、ドS具合を感じます。

今年のジロ・デ・イタリアを走った選手も何名かナショナルチームとして参加するので、日本ではなかなかお目にかかれないレベルのレースになると期待。

自分は、自宅から道志道まで50kmほどなので自走し、規制の始まる1時間ほど前に道志道に到着し観戦ポイントを探して待機していました。


レーススタートが12:00。

道志道の観戦していた箇所に先頭の選手が来たのは、13時半ころ。

先導の自動車とモーターサイクルが十数台過ぎたあと、続々と選手がやってきました。

 

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選手が通り過ぎた後、サポートカー、運営、救急車と、続く光景が異様な雰囲気を醸し出していました。

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周回レースではい大きいなロードレースを見たのは初めてで、流石に雰囲気に呑まれた感があります。

その後、最後尾のパトカーが来て、規制解除を知らせながら走ってきて、そのパトカーが過ぎたあと来た道を帰ろうかとしていました。

が、近くまで車で来ていた知り合いに会い、レースを追いかける事に。

自転車ではなく車でですが。

自転車を車に詰め込み、規制解除されたばかりの道志道を山中湖方面に向かいました。

しばらく最後尾も見えず、車のほぼいない道を進んでいましたが、道志の道の駅あたりで最後尾がに追いつきました。

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どうやら、タイムオーバーで回収されている選手が出始めているよう。

さらに進み、山伏峠終わりのトンネル手前でもかなりの人数が回収されていました。

厳しいですね。

 

その後、山中湖入り口付近で駐車場わ探し車を止め、三国峠から降りて来たところの山中湖の入り口の直角カーブで待機。

コンビニで食料を買い腹を満たし、またも選手が来るのを待ちました。

激坂明神峠を越え三国峠を降ってきたポイントのため、集団がばらけていると予想していましたが、やはり…

先頭はブルーのカステリジャージのイタリアの選手。

その後後続も続きますが、1人か2人で走っている選手がほとんど。

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多くても4人グループと、かなりばらけていました。

また明らかに選手の数が減っています。

感覚的には道志道で見たときの半分くらいの人数に。

さすが明神峠の破壊力は抜群なようです。

最終的にこのレースに勝ったのは、三国峠後の山中湖を先頭通過したイタリアのディエゴ・ウリッシ選手でした。

調子が良くで明神峠の登りが楽しかったそうです。

自分も過去に何度か明神峠を登ったことはありますが、苦しみしかなかった 笑


ディエゴ・ウリッシ選手はジロ・デ・イタリアでもステージ優勝が6回あり、現在はワールドチームのUAEチームエレミーツに所属しています。

やはりこのレベルの選手が出てくると、日本人選手が上位に食い込むのは難しいか…。

リザルトが出ていたので貼っておきます。

https://img.olympicchannel.com/images/image/upload/fl_attachment/primary/zspoyak7zhgykixztj9f.pdf

 

この競技でのヨーロッパとのレベルの差はまだ差が大きいと感じざるを得ません。

しかし、日本人選手には非常に刺激になったのではないかと思います。


また、この高いレベルのレースを日本で、しかも関東で観戦出来る機会はほとんどないので、今回のテストレースを見る事が出来、本当に良かった。

欲を言えば、明神峠の登りで観戦したかったですね。

今回のテストレースを踏まえ、本番のオリンピックでは、もっと楽しめるレースになる事を期待します。


山中湖で待機中、声をかけられアンケートに答えたら、こんなバッジを頂きました。

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良い記念になりました。