外は寒く室内トレーニングが捗る季節ですね!
私は室内練習ではグロータックの3本ローラー GT-Roller T1 を使っています。
そして少し前にこの3本ローラーをスマートローラー化する電子負荷ユニット GT-ePower-Tを取り付けました。
スマートローラー化した結果ですが、十分満足しており、後悔は全くないです。ちょっと高価でしたが。
自分の場合、ズイフトでのレースの自動負荷装置としての利用の他、ワークアウト中の負荷の強さをガーミン のサイクルコンピュータからコントロールしています。
やはりズイフトでレースをやるにはあった方が良いのは間違いないです。
登坂で負荷が自動で強くなるので、臨場感というか自然にパワーを要求されるので、ヒルクライムをしている感覚があります。
GT-Roller T1にはフロントホイールを上下させる勾配シミュレータ装置はありせんが、自動負荷だけでも十分に楽しい!
いや、楽しいというか「苦しい」かな笑
苦しさを楽しむ的な。
マジドMかww
ワークアウトで使う場合、負荷はほぼ固定で、トレーニング内容によって若干負荷を強くしたり弱くしたりしますが、トレーニング中に手元でコレをコントロールできるのは、なかなか助かります。
スマートローラー化していないGT-Roller T1の場合、負荷の調整が5段階となってますが、その操作は後輪のローラーに付いており、自転車に乗りながらの調整は出来ず、一度自転車から降りないと切り替えは出来ません。
この5段回の調整ですが、かなり一段一段の負荷の強さにそこそこ幅があるので、正直微調整はしづらいです。
スマートローラー化することで、負荷の強さが細かく調整出来るようになるので、回しやすいスピードをコントロールしやすくなりました。
(以下、スマートローラー化したGT-Roller T1を「T1スマートローラー」と書きます。)
例えば、高強度トレーニングの練習を終え、軽く脚を回したいとき、シフトダウンしてしまうと、スピードも落ちてしまうので、3本ローラーだと不安定になりますが、手元で負荷のコントロールが出来れば、スピードをそれほど落とさずに脚を回し続ける事ができるので、安全性も高くなります。
多少、その性能にが気になる点もあります。
スマートローラーではダイレクトドライブ型が主流ですが、ダイレクトドライブの様な負荷のかかり方をこのT1スマートローラーに求めてしまうと、多少違和感を感じてしまいます。
負荷のかかり方が、段階的な変化しているのが分かってしまうと言うか、あまりリニア(直線的)ではないという印象です。
自分は以前、ERITEのディレイトというダイレクトドライブ型のスマートローラーを使っていましたが、それの負荷のかかり方は非常に滑らかで、負荷の強さの切り替えが気になった事はありませんでした。
しかし、T1スマートローラーの場合、
「負荷が一段強くなったな」もしくは「弱くなったな」
というのか、割と伝わってきます。
まぁ、これは慣れれば問題なく、今ではそれほど気になりません。
使うのが厳しいと思うのは、ズイフトでのワークアウトのERGモードです。
ERGモードは、ワークアウト中に求められているパワー値を自動で調整してくれるスマートローラーならではの機能ですが、T1スマートローラーでこのERGモードを使うと、負荷強さの段階が多少荒いため、非常に使いづらい。
ケイデンスが若干変わっただけで、自動で調整しようして、負荷が急に重くなったり軽くなったりして、逆にパワーが安定して出しづらくなります。
なので、ワークアウトを行うときは、ERGモードをオフにして、ローラーの負荷はスマホかサイコンでコントロールし、あとは手元のシフトで負荷の強さを調整した方が良いでしょう。
導入の注意点としては、T1本体とGT-ePower-Tの他、通信ユニットのGT-Boxが必要となってきます。
なので、一から全部を揃えると
GT-Roller T1 本体 55,000円(税別)
GT-ePower-T 電子負荷ユニット 31,500円(税別)
GT-Box 通信ユニット 8,500円(税別)
全部で10万ほどかかってしまいますね…。
あと、以前紹介した発車防止ローラーってのがあってこれがあると、安心感があります。
まぁ、グロータックでなくともスマートローラーは、10万、20万とそれなりの価格がするし、安くはないですが、強くなるため!室内練習を楽しむため!には十分な機材かと思います。
あと、ズイフトはやはり楽しいです!
GT-Roller T1が気になっている方、参考にして頂ければ幸いです。