ガーミンサイクルコンピュータ エッジ830を発売と同時に購入し半年以上使いました。
ファームウェアのアップデートはちょこちょこありましたが、時たま動作の異常が出る時があり困ったことが何度かありましたので、その場合の対処法をまとめます。
830以外の機種でも同様に対応できるかもしれませんので、お困りの方は試してみてください。
目次
電源が入らない。
バッテリー残量は問題ないはずなのに、電源ボタンを押しても画面が点灯せずONにならない事があります。
この時、画面にはうっすらと電源ボタンのマークが表示されていたりします。
この状態になってしまう原因は、はっきりとは分かりませんが、EDGE本体でBluetoothやWifiでデータの転送を行なっているときに電源を切ってしまうと、この状態になってしまいます。
なので、この状態にならないためには、EDGE 本体がデータに転送中の表示があるなどする場合は、電源をOFFにしない事です。
電源が入らなくなってしまった場合の対処法は電源ボタンを押し続けることです。
何度かやってダメなら、バッテリー充電ケーブルを接続した上でまた電源ボタンを押し続けてみてください。
私の場合はこの方法で電源が入りました。
日時がずれる。
室内での練習が多いと、EDGE本体の日時がずれてしまう事があります。
これは、EDGE 830の日時の設定がGPS衛星の信号に依存しているため、GPSがOFFになっているインドアサイクリングでは信号が受信できないないため、いつの間にか日時がずれてしまうようです。
もちろん定期的に外で自転車に乗りEegeを屋外で使用していれば、あまりずれる事はないと思います。
もし日時がずれてしまった場合、GPS受信がONになった状態で屋外に出て、GPSの信号をキャッチさせてみてください。
そうすれば日時が直るはずです。
インドアトレーニングの際に以上なスピード表示が出てしまう。
ダイレクトドライブタイプの室内ローラーを使うと、スピード表示が異常な事があります。
軽くペダリングしただけで、時速100キロとか200キロとかぶっ飛んだ数値出てしまいます。
まぁ、室内なので物理的には1mmも進んでいないので、スピードはあって無いようなものですが、このままだとデータ管理上問題があります。
この超スピードをまともな数値表示にするには、EDGE本体のタイヤ周長の設定で解決できます。
EDGE 830の場合、トレーナーの設定からタイヤ周長の変更ができます。
ファームウェアによって異なるかもしれませんが、トレーナーセンサーの詳細から設定画面に行けました。
ロードバイクの場合タイヤ周長は2100mm前後です。
サイコンの方で特に設定していない場合は、自動もしくは2100mmくらいで設定されているかと思います。
異常に速いスピードが表示されてしまう場合は、これを1/10の210mmほどに設定してみると、悪くないスピードが表示されるかと思います。
ローラーによっては多少の差はあるかと思いますので、あとは自分の感覚で微調整してみてください。
センサーの接続が不安定
私の場合、最も困ったこととして
走行中に突如パワーメーターなどセンサー類の数値が表示されなくなったり、ナビ機能を使用していたらいつの間にかセンサーの数値が出なくなっていた
という事が何度もありました。
センサー類の接続が不安定になる原因は、心拍センサーやパワーメーターなど、BluetoothとANT+の両方の通信方法でデータ送信ができるセンサーを接続するに当たり、EDGE本体側でBluetooth及びANT+の双方が有効になっている事に起因するようです。
上の写真だと、
DI
HRM-Dual:656300
というのがBluetoothの接続でペアリングされてしまったセンサーです。
基本的にANT+でデータ送信が可能なセンサーはANT+で受信し、Bluetoothは無効に設定するか削除してください。
センサーを選択すると上記の写真のように個別のセンサー情報が表示できますので、そのからセンサーを無効にしたりベアリング解除を解除したりできます。
私の場合、無効にしただけの場合では動作の不安定は多少改善されたものの、不安定さは若干残っていました。
そこでBluetoothのセンサー情報のベアリング解除して完全に削除しました。
その状態でナビ機能なども使用してみたしたが、センサーが途切れるなどの異常は今のところ出ず、動作は安定しています。
以上、自分が経験したガーミン EDGE830での異常動作と対処法でした。
ここには無い異常動作でお困りだったり、解決出来ない場合はガーミンジャパンに問い合わせください。