金色への道

湘南のロード乗りの徒然

シマノのペダルのグリスアップ

シマノのペダルは基本的にメンテナンスフリーで、グリスアップをしなくてもそれほど問題は起こらないのですが、5年ほど使用したので、グリスアップしてみました。

 


ペダルはPD-6800。

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一世代前のアルテグラのモデルになります。


ペダルから軸を外しますが、ペダルに締める方向を、示すマークが付いています。

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このペダルは右足用のペダルで、軸のある方から見ると締める方向が反時計回りになります。

緩めて軸を外すのは時計回りになり通常のネジとは逆回転になり、いわゆる逆ネジとなるので注意が必要です。

 

外してみました。

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割と綺麗でした。


せっかくなので、分解しました。

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ベアリング球は小さく転がっていってしまう事があるので、無くさないように注意が必要です。

 

シャフトが出てきました。

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若干の汚れやサビがありました。


汚れを掃除し組み直し、球当たり調整をします。

この際、2つのナットで調整するのですが、この2つのナットを逆方向に回してしっかりと固定しておかないとペダリングの際に下側のナットがベアリングに当たる方向へ回ってしまい、ペダルの回転が非常に重くなってしまいます。

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この右足用のペダルの場合、
上のナットは反時計回り(写真赤矢印)
下のナットは時計回り(写真青矢印)
に回すようにしっかりと締め、この2つのナットが動かないようする必要があります。


また写真のペダルは右足用ですが、左足用のペダルの場合、それぞれ逆方向になります。

これが意外と難しいので、参考にする場合は注意してください。

調整次第ではアルテグラのペダルでも、デュラエースと同等かそれ以上の回転のスムーズさを得られますよ。

 

 

トレックストア横浜で新型EMONDAに乗ってみた。

TREKの軽量オールラウンドバイクEMONDAがモデルチェンジされ、話題になっています。

まだディスクロードを導入できていない自分としては、非常に気になる存在。


今年の梅雨は雨が非常に多く、なかなか屋外で自転車に乗れないでいますが、晴れ間を見つけ、横浜のトレックストアまで、自走で行ってきました。

横浜のトレックストアは、横浜の本牧にあり、西洋館の多い山手の辺りにあります。

せっかくの晴れ間だったので、湘南から逗子や横須賀の方を回って距離を稼いでから横浜に向かいました。

トレックストアに到着し、店員さんに声をかけられたので、早速新型EMONDAを試乗させてもらいました。

EMONDA SLRは、残念ながら試乗車が出払ってるらしく見かけません。

試乗したのは、SLの105組のモデル。

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ホイールは完成車の物ではなく、新製品のカーボンホイール、Aeolsu Pro 37 を履かせた物です。

サイズは51で、自分には丁度よいサイズ。

自分的にはこのカラーリングがポイント高いです。

フロントがメタリックブルーで鮮やか。
リアは屋外で見ると深めグリーンからブルーへのグラデーションになっており、凄くカッコ良い。

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発表されてたカラーリングの中で最も気になっていたペイントでしたので、実物を見れて、なかりテンション上がりました。

フレームの形状も曲線が美しく、トレックのアイデンティティを感じます。


さて、試乗した感想です。

軽量オールラウンダーの位置付けですか、このモデルはエモンダSLなのでセカンドグレードのフレームであり、コンポートがシマノ105なので、そこそこの重量はあります。

持った感じ8.5kgくらいかなぁ。

(後々ホームページで調べたら56サイズで9.15kgとの事でした。ホイールが変更されてる事とサイズを考えると9kg弱くらいか)

なので、正直軽量性はそれほど感じません。

しかし急な登り坂を登ったときも後ろに引っ張られるような感覚はありません。

横浜山手の急坂で試せましたが、印象は悪くないです。

パワーをかけた立ち漕ぎでは、何となくフレームがしなる感覚がありました。

いわゆるウィップ感というヤツでしょうか。

非常に良かったのが下り坂。

ディスクブレーキの恩恵でもありますが、重心が低く非常に安定して急坂でも降れました。

ハンドリングも癖がなく扱い易いので、ヒルクライムの長い下りなどでもかなり楽になりそうな印象です。

全体的な乗り味はコンフォート。
幾つかのインプレ記事でも読んだ通りロングライドには向きそうな印象です。

コンポネートをアップグレードして、普段の練習に使うには良いかもしれません。

でもヒルクライムのレースに出るなら、手持ちのリムブレーキの軽量なバイクを選ぶかなぁ。

このフレームカラーが非常にカッコ良いので、フレーム売りがあるなら検討したいです。


試乗中、横浜の港の見える丘公園に行って見ました。

コクリコ坂から の舞台との事です。

見たことないけど。

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また、この公園から建造中の連邦の白い悪魔が見えました。

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V作戦が始まってるのですね。

コロナの影響でどうなってるかと思いましたが横浜ガンダムプロジェクトは進んでいる様です。

 

お読み頂きありがとうございました。

 

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AVIO PowerSense を取付施工してみたが… まさか取れてしまった!

先日のこの記事の続きです。

 

www.maejii.com

 


AVOI PowerSense を接着し、クランクに取り付け、それらしいパワーがガーミンのサイコンて表示されました。

とりあえず一安心と思いその日は終了。


次の日、センサーはちゃんと接着したままなっているか確認してみたところ、端の方が若干浮き上がっていました。

よくよく見てみると、接着面の剥がれではなく、PowerSense の接着面とその上の樹脂ケースが分離してきていました。

(写真を撮ったつもりが撮れていなかったため、写真がなくて申し訳ありません。)

 

正直、こんなに弱くていい物なのかと文句を言いたくなりました。

 

使用した接着剤はそれほど強力な物でなかったため、慎重に剥がしたら無事に取り外す事ができ、接着剤も剥がす事ができました。

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中の配線は無事で電池を入れるとLEDが点灯するのでは、物自体は生きている様です。


先ずは、外れてしまった銀色のセンサー面をアロンアルファで本体に接着。

そして再びクランクへの接着を試みました。

以前使った接着剤は強力な物を選んだつもりでしたが、割と簡単に剥がす事が出来てしまったので、今回は更に強力かつ屋外でも大丈夫な物を購入しました。

今回のはコニシの屋外でも使用可の金属、コンクリート等に使える多用途エポキシ接着剤です。

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これを用いて再び接着。

今回、前回の様に本体が分離しないよう、接着時に横にはみ出た接着剤は綺麗に拭き取らず、残すようにしました。

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接着後してから丸一日経過後、確認してみました。


接着剤は白っぽい色なので、若干目立ちますが、明らかに以前より強固に接着出来ている様子。

自転車に組み付け数日経ちましたがらその後剥がれる様子はありません。

パワーメーターとしても稼働しています。

これで、問題無し!

ともいかないのですよね。
キャリブレーションを再び行はなければなりません。

10kgの重しを用意し行う必要があります。

10kgの重しは2Lの水の入ったペットボトルとダンボールで準備。

この動画を参考にキャリブレーションを
行いました。


しかし、


どうも10kgのキャリブレーションでは、パワーの値が高く出るような気がしました。

そこで、重しの重さを少し重くしたりして、キャリブレーションをやり直したり手持ちのパワーメーターと比較したりと微調整をアプリを使い行いました。


最終的には10.6kgほどの重さでキャリブレーションをした状態で、手持ちのシマノのパワーメーターと同じくらいの値に調整出来ました。

アプリが使いにくい事もあり、ここまで時間が結構かかっています。

 

歪みセンサを自分で取り付けるという、なかなか無い経験をしましたが、はっきり言ってお勧めはできないかな…。

コストを抑えてパワーメーターを取り付ける事は出来ますが、それなりの苦労はするかと思います。

私は購入しませんでしたが(在庫が無かったため)もしできるらフィッティングキットも購入するした方が苦労は少ないと思います。

また、比較する事の出来るパワーメーターを持っていないと、Avio PowerSenceからのパワー表示が信頼できる値なのか不安になってしまいます。

なので、信頼できるパワーメーターを持っていて、セカンドバイク等にパワーメーターをコストを抑えて導入したい、という場合には検討してみても良いかと思います。

以上、Avio PowerSenceの取り付けの記録になります。

今のところ私のAvio PowerSenceは問題なく動作しておりますので、もし取り付けに挑戦したいという方の参考になれば幸いです。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

AVIO POWERSENSE パワーメーター